G3310 キヤノンのエコタンクプリンター遂に発売 

※最新機種G7030と本記事G3310の比較記事はこちらです(2019年9月6日)

満を持して登場しました。キヤノンのエコタンクモデルのプリンター。エプソンでは以前からエコタンク複合機が話題になっていますが、実は海外ではメガタンクという名称で発売されていました。

参照記事:日本だけは販売していないCanonエコタンクプリンター PIXMA Gシリーズ

発売日は2018年2月22日ですがすでに価格.COMでは予約がはじまっているようです。いよいよ登場するキヤノンのメガタンクプリンターとはどんなプリンターなのでしょうか。

【買い忘れはございませんか?】


海外製品(Canon PIXMA Gシリーズ)との比較

海外ですでに発売されていたCanon PIXMA Gシリーズの型番の違いですが、G1000シリーズはプリントのみ、G2000シリーズはコピースキャン機能あり、G3000シリーズはwifiあり、G4000シリーズはFAXもありとの分類のようです。

今回日本で発売されるる製品はG1310・G3310ですがそれぞれプリントのみ、コピースキャン&wifiということで、FAX機能付きのものは発売されないようです。

位置づけとしては、海外製のPIXMA Gシリーズを逆輸入した製品と思われますが、もちろん日本用のアプリケーションになっています。

海外では「メガタンク」の名称ですが、日本では「特大容量タンク」としてエプソンの「エコタンク」と差別化しているようです。個人的には「メガタンク」の方がインパクトがあってよかったのではないかと思います。

Canon G3310・G1310の特徴 印刷コストがなんと・・・

何と言っても特大容量タンクが搭載されていることが最大の特徴です。インクタンク満タンでブラックで約6,000枚、カラーで約7,000枚の可能になっています。それによりA4普通紙の印刷コストがモノクロ約0.3円、カラー約0.8円とかなりコストダウンに成功しています。2017年9月モデルのPIXUS TS8130は大容量カートリッジ使用でカラー約9.6円ですので1/10以下のインクコストを達成しています。

家庭用複合プリンターとの比較

ビジネスプリンターという位置づけですが、ビジネスプリンターの先行機種に比べて性能はかなり劣ってしまいます。また、そのまま家庭用の複合機と比べるといろいろな機能が削除されてしまっているため、注意が必要です。TS8130と比較してみましたがホームユース用のDVD/CDレーベルプリントや自動両面プリントの非搭載、液晶のモノクロなこと、4色インクによって印刷スピードがかなり遅くなってしまいました。またスキャナーの解像度も1/4になっています。

型番G3310TS8130
外観G3310 発売TS8130 比較
発売年月日2018年2月22日2017年9月22日
価格(2018年2月18日現在)38,760円~20,285円~
給紙方式背面100枚のみ背面、前面カセット各100枚
液晶表示1.2型モノクロ4.3型カラー(タッチパネル)
DVD/CDレーベルプリント非対応対応
インク色数4色6色
自動両面プリント非対応対応
使用可能用紙サイズA4、A5、B5、レター、リーガル、洋形封筒4号/6号、
長形封筒3号/4号、はがき、郵便往復はがき、名刺、スクエア(127mm×127mm)、六切、2L判、L判、KG
左に同じ
印刷スピード(カラー)5枚/分10枚/分
印刷スピード(モノクロ)8.8枚/分15枚/分
スキャナー解像度(dpi)600×12002400×4800

日本でCANON Gシリーズは本当に日本で売れるのか?

私自身も日本でのキヤノンのエコタンクモデルの発売を非常に期待して待っていましたが、海外で発売されていたものをそのまま変更なしにビジネスモデルとして発売したことには疑問も感じます。

エプソンのエコタンク複合機がビジネス専用ではなく家庭でも使われているのは吉田羊さんのCMの影響も大きいかもしれませんが、現状CANON G3310を一般家庭で使用する魅力はインクコスト意外に無さそうです。また対応するOSは日本では現在Windowsのみとなっているので、Macユーザーの方はご注意ください。海外製のPIXNA GシリーズではMac対応なので、そのうちにドライバが出るのかもしれません。

また、ビジネスモデルを購入するなら互換性インクカートリッジを使ってでもMAXIFY MB5430の方がインクコスト以外全てにおいて優秀です。

エプソンから数年遅れての登場なので、まだまだこれからだと思いますが、家庭用の複合機にエコタンクモデルが搭載されることを心待ちにしています。CANONさん、がんばって。

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コメント

  1. QY6-0075 より:

    先生こんにちは。
    2018年春現在、MP610発売から10年を超え、プリントヘッド入手も困難になり遂に次の5、10年?プリンターを検討せざるを得ない今日この頃です。。
    久しぶりに売り場で見てきたのですが、MP610を超え得る納得スペック機種はエプソンの大容量インク機種のEW-M970A3Tでした。8万円ですがもう..遂にでしょうか。
    G3310は給紙背面のみ、自動両面非搭載なのが納得できず、先生のおっしゃる通りでした。
    名機MP610を超えるものをメインストリームで出してしまうとメーカーのビジネスモデルが崩壊してしまい経済的に成り立たないのだと思いますが。
    MP610はパネルUIやデザイン機能美も非常によく出来ていて、つくづく”MP610が最高・最強だね!”

    • mp610 より:

      QY6-0075さん
      先日に引き続いてのコメントありがとうございます。
      エプソンのエコタンク機、かなりよさそうですね。やはり先に発売されていることで、日本のユーザーの厳しい目線に揉まれてきたからでしょうか。新機種が出るたびに良くなってきているようです。
      CANONのエコタンクモデルは発売以来あまり話題になることが無いですが、今年のモデルチェンジのシーズンに日本向けのマイナーチェンジが行われればいいなぁと淡い期待をしています。

      昨日、所有のMP610がまた一台昇天してしまいました・・・。